スキューバダイビング Cカードガイド
スキューバダイビングのCカード取得ステップと指導団体を、旅行ガイドのように分かりやすく比較します。
このガイドの読み方
スキューバダイビングのコースは、指導団体の名前だけでなく、どんなダイビングをしたいか、そして安心して学び、十分に練習できる環境かを基準に選びましょう。
このガイドでは、体験ダイビングからレクリエーショナルダイバー、レスキュー、プロフェッショナルコースまでの流れを確認してから、各指導団体のコース名を比較します。
似た名前でも、まったく同じ認定を意味するとは限りません。申し込む前に、指導団体とダイビングショップの最新条件を必ず確認してください。
今、ダイビングのどの段階にいる?
すべてのCカード名を一度に覚えようとせず、自分の現在地に合う項目から確認しましょう。
| 段階 | 最初に確認すること |
|---|---|
| これから始める | 体験ダイビングと入門Cカード取得コースの違い |
| 次のステップへ | アドバンスやスペシャルティの目的と参加条件 |
| 安全・レスキュー | レスキュー講習の内容と必要な経験 |
| プロを目指す | ダイブマスター、インストラクターコースの参加条件 |
レクリエーショナル資格のステップ比較
似た目的のコースを並べていますが、完全に同等の資格として示すものではありません。
| 段階 | PADI | SSI | NAUI | SDI | RAID | CMAS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 入門 | Open Water Diver | Open Water Diver | Open Water Scuba Diver | Open Water Scuba Diver | Open Water 20 | One Star Diver |
| 継続教育 | Advanced Open Water Diver | Advanced Adventurer¹ | Advanced Open Water Scuba Diver | Advanced Adventure Diver | Advanced 35 | Two Star Diver |
| レスキュー・安全 | Rescue Diver | Diver Stress & Rescue | Rescue Scuba Diver | Rescue Diver | Rescue | Rescue Diver |
| 経験・スペシャルティ | Specialty / Master Scuba Diver | Specialty / Master Diver | Specialty / Master Scuba Diver | Specialty / Master Scuba Diver | Specialty / Master Rescue | Specialty / Three Star path |
指導団体を比較する前に
¹ SSI Advanced Adventurerは、5回のアドベンチャーダイブで構成されるプログラムです。SSIの認定ランクであるAdvanced Open Water Diverとは異なるため、混同しないようにしましょう。
この比較は指導団体のランキングではありません。同じような段階でも、学習内容、水中実習、認定制度、次のコースへの進み方が異なる場合があります。
対応するコース名を並べていますが、直接対応しないものを無理に同じランクとは扱いません。最大水深、日数、最低年齢などは条件によって変わる情報であり、常に保証される数値ではないことにも注意してください。
指導団体ごとのチェックポイント
PADI
Open Water DiverからAdvanced Open Water Diver、Rescue Diverへと続く、分かりやすいレクリエーショナルコースがあります。アドバンスは単なるランクアップではなく、複数の環境やスペシャルティを体験する機会として考えるとよいでしょう。
SSI
Advanced Adventurerは、5種類のアドベンチャーダイブを体験するプログラムです。SSIのAdvanced Open Water Diver認定ランクとは異なるため、ショップが提供するプログラムと発行されるカードを確認してください。
NAUI
Open Water Scuba Diver、Advanced Open Water Scuba Diver、Rescue Scuba Diverなど、段階的なコースがあります。安全・レスキュー教育やプロフェッショナルへの道もあわせて確認できます。
SDI
Open Water Scuba DiverとRescue Diverに加え、目的の異なるAdvanced AdventureとAdvanced Diverがあります。コース名だけでなく、必要なスペシャルティとログ本数を確認しましょう。
RAID
Open Water 20、Advanced 35、Rescueなど、進行段階や経験を表すコース名を使用します。最新基準と、現地ショップがどのように講習を実施するかを確認してください。
CMAS
One Star、Two Star、Three Starという星の数でトレーニング体系を表します。国際基準だけでなく、受講する国の加盟連盟がどのように運用しているかも確認しましょう。
よくある質問
別の指導団体のCカードで、次のコースを受講できますか?
受講できることは多いものの、自動的に一対一で資格が置き換わるわけではありません。ショップが取得済みのCカード、ログブック、最近の経験、必要なスペシャルティを確認したうえで、受講可能なコースを案内します。
「Advanced」と付くコースはすべて同じですか?
同じではありません。インストラクターの監督下で複数の環境を体験するものもあれば、独立した認定ランクや追加の参加条件を持つものもあります。名前だけでなく、講習内容と発行される資格を確認してください。
Cカードに有効期限はありますか?
資格の有効性、活動ステータス、最近の経験、リフレッシュ講習の条件は、指導団体やショップによって異なります。長期間潜っていない場合は、予約前に推奨されるリフレッシュ内容を確認しましょう。
最大水深だけでコースを選んでもよいですか?
最大水深は講習中の限界や推奨範囲を示す場合があり、その環境で必要なスキルすべてを表すものではありません。浮力、残圧管理、緊急手順を十分に練習できることを優先してください。
プロを目指す場合、最初に何を確認すべきですか?
プロフェッショナルコースには、ログ本数、レスキュー、ファーストエイド、インストラクターによる評価など、別の参加条件があります。詳しくは専用ページで紹介します。
予約前に質問すること
- 体験ダイビングですか、それともCカード取得コースですか?
- 学科、限定水域、オープンウォーター実習はそれぞれどの程度含まれますか?
- 器材レンタル、教材、申請料、追加講習の費用は含まれますか?
- インストラクター1名あたりの受講者数は何名ですか?
- 修了後、希望するダイビングや次のコースへ進めますか?
- 希望する言語で質問や安全確認ができますか?
価格だけではなく、実際に学び、練習できる範囲と、安心して質問できる環境かどうかを比べましょう。